2023/11/05 22:15
睡眠の質を上げるには
良質な食生活が大事であることは
紛れもない事実ですが
そのカギの一つに腸内で作られる
「セントロニン」があります。
セントロニンの80%は「腸管細胞」でつくられている
「セントロニン」は幸せホルモンと
よばれるもので心を安定させ、
感情のコントロールにつながる神経伝達物質です。
足りなくなるとイライラしたり、
うつ状態にもなりやすいとされています。
このセントロニン全体の80%は腸にある
「腸管細胞」でつくられています。
そして残り18%は血液などの
全身でつくられ、残りの2%だけは
脳で作られます。
腸内で作られるセントロニンは
腸の消化系の働きを促し、
脳でつくられるセントロニンは
心の安定をもたらす精神的な
作用に使われるのであり、
それぞれ別物なのですが
腸内細菌のバランスが崩れると
脳のセントロニンに影響
することがあるため、
全く無関係ともいえないのです。
ですので腸内環境を整えることは
精神的な安定のためにも重要なのです。
セントロニンは眠りに導く作用があるメラトニンの材料
そして脳のセントロニンの重要な役割は
睡眠ホルモンである
メラトニンの材料になることです。
メラトニンは一般的に夜9時ごろから
少しづつ増加し、夜中にピークをむかえ、
朝にむかってだんだん減少していきます。
メラトニンの働きを高めるには、
寝る直前には強い光を浴びるのを避け、
反対に起床後はなるべる
朝日を浴びる事が大事。
セロトニンとメラトニンをぜひ味方に
つけて快眠を手に入れましょう。
(参考:最高の睡眠は腸活で手にいれる(扶桑社BOOKS))