2023/11/05 22:25

女性にとって睡眠不足は美容面で大きな影響がでます。
寝不足が続くと肌がカサついたり、逆に脂っぽくなったり、、、
さらに食欲が増してしまい太ってしまったり、代謝が落ちたり、、、
今回は睡眠不足によって体に何がおきているか、
その内容と対策についてお話しします。

眠っている間に肌は生まれ変わる

睡眠中にもっとも大事にしたいのが、眠っている時に分泌される「成長ホルモン」。
成長ホルモンは肌の細胞を修復したり、生まれ変わらせたりする力をもっています。
この成長ホルモンというのが昔よく「夜10時から夜中の2時までがゴールデンタイム」と言われたものにあたります。
でもこの成長ホルモンはこの時間帯に出る、というわけではなく、眠りに入って4時間以内にやってくる
深い睡眠の間に成長ホルモンが多く分泌される、というもの。
そしてなりより毎日同じ時間に眠り、同じ時間に起きる睡眠のリズムが整っていることが大事になってきます。

睡眠によって左右されるエストロゲンの分泌

女性ホルモンで肌の水分量や皮脂量などを調節する働きを担ってる「エストロゲン」。
女性らしく丸みのある体を作ったり精神を安定させたりする、大事なホルモンです。
睡眠不足になるとエストロゲンなどの女性ホルモンの分泌を司る
脳の視床下部や下垂体の働きが低下し、女性ホルモンの分泌が乱れてしまいます。
それが睡眠不足による肌荒れなどの原因の一因になっています。
これと同じようなことが月経前にも起きます。
この女性のホルモンバランスは月経周期によって変化するのですが、
例えば月経前に肌に吹き出物ができたりと、肌のトラブルが
よくありませんか?
それは月経前にエストロゲンが減少しプロゲステロン(黄体ホルモン)が増えるため。
その影響で顔が油っぽくなったり、吹き出物が出たりします。

睡眠以外にエストロゲンを増やすには。。。

  1. 運動をする:適度な運動はエストロゲンの分泌を促進することがわかっています。 特に酸素運動やウエイトトレーニングは効果的です。
  2. 食事に気をつけることが:食事によって、エストロゲンの分泌を促進することができます。 例:大豆製品や亜麻仁油、果物、野菜、ナッツ、種子などがエストロゲンを含んでいるため、積極的に摂取することが大切です。
参考:誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法 著作 白濱龍太郎