2023/11/05 22:27

プロテインの価格はピンキリ。安いものもあれば、
高いものもあり、含まれている栄養素も多種多様。
幅広く選べるようになりました。
そこで今一度振り返りたいのが「原料」。
体に良いと思って摂っているプロテインでも、
もし原料自体が汚染されているものだったら…
今回はソイプロテインの原料である、
大豆の生産ついてお話しします。

ソイプロテインの大豆の生産地は?

多くのメーカーがソイプロテインの原料として
使用される大豆は、世界的に見て主にアメリカ、
ブラジル、アルゼンチン、カナダ、
中国などが多いです。
海外の農業の生産方法はその国の法律、
ルールに基づいて作られており、例えば
一般的に、アメリカで栽培されている大豆の一部は、
遺伝子組み換え種(GM種)である可能性があります。
アメリカでは、GM作物の栽培が広く行われており、
大豆もその例外ではありません。
また中国は大気や土壌汚染が深刻な
国の一つであり、環境基準を
遵守していない場合や、不正や偽造が存在する
こともあります。
かなり批判的なことを書いてしまいましたが、
良質な大豆を生産する海外の農家はたくさんあるでしょう。
なので、すべての海外産がこのようなリスクがあるとは
言いませんが、どうしても安全性を確認しにくいのも
事実だと思います。

じゃあ国産が安心なの?

一般的に、国産の大豆は食品安全に関する規制が厳しく、
品質管理が徹底されているため、安心して食べることができます。
しかし、大気汚染や土壌汚染が問題となっている地域で
生産された場合や、適切な栽培方法が行われていない場合は、
国産の大豆であっても安心できない場合があります。
そのため、国産の大豆を消費する場合には、
信頼できるメーカーや販売業者から購入することが
重要です。また、自然栽培や有機栽培を行っている
農家から購入することも考えてみると良いでしょう。
もちろん海外の大豆は安価に手に入る、という
とても大きなメリットがあります。
しかし、長期的に体のことを考えるのなら、
原料は安心安全なものであって欲しいですよね。