2023/11/05 22:27
2023年4月から、食品表示の規制が強化され
「遺伝子組み換えではない」
の表記へのハードルがあがります。
消費者庁が食品表示の規制を強化し、
「表示の厳格化」という方法により、
「遺伝子組み換えではない」の
表示を困難にしたのです。
「遺伝子組み換えではない」の厳格化による弊害
一見「厳しくなって、消費者にとって
よくなったのでは?」と
思いそうですが…
4月1日以降、
分別生産流通管理を実施し、
遺伝子組み換えの混入がないと
認められる原材料にのみ
「遺伝子組み換えでない」
「非遺伝子組み換え」等の
表示が可能となりました。
消費者庁によると、
「行政の行う科学的検証および
社会的検証の結果において、
原材料に遺伝子組み換え農産物が
含まれていることが確認された場合には、
不適正な表示となります」
とのこと。
表示リスク、コスト増、これによってほくそ笑むのは誰?
厳格な分別管理は、
コストがかかりますので、
つまりは、価格が高くなります。
そして今まで遺伝子組み換えでないと
謳われた輸入大豆を使う業者は、
この表示の厳格化により、
リスクを避けて「遺伝子組換えではない」
の表示を下げるでしょう。
なんかこの仕組み、
モヤモヤするのは私だけでしょうか?
だって、
「遺伝子組み換えではない」
という表示が減ってくると、
嬉しいのは遺伝子組み換え食品
製造業ですよね?
我々は遺伝子組み換え食品を食べ続けてきた人間の存在を知らない
私は自分にも子供にも
遺伝子組み換え食品は
食べさせたくありません。
理由は
「遺伝子組み換え食品を食べて
健康に生きてきた人間
が存在しないから」です。
その結果は我々が
食べ続けて結果を知るわけです。
主に遺伝子組み換え食品を
作っているのはアメリカですが、
じゃあアメリカで遺伝子組み換え食品が
よく食べられているのかというと
そうではないです。
作っているアメリカ人も
食べたくありません。
だって、食べ続けたら
体がどうなるのか、
誰もわからないからです。
なので「輸出」に回すわけです。
日本の大豆自給率6%
94%は輸入です。
輸出にしてさらに加工してしまえば、
果たしてそれが遺伝子組み換えなのか
どうかもよくわからなくなります。
価格が安いから、
相手は喜んで買うでしょう。。。
というわけで私はなるべく
大豆に関しては国産を選びたいです。
少なくとも日本では遺伝子組み換え食品
は生産されていませんので。